題概要:施主の要望、人柄を把握しグループで飲食店をデザイン。
製作年度:2017年10月
作業時間:15時間
素材:ライスペーパー、かぼちゃ、人参、たまねぎ、チーズ、ひき肉など
人数:4人
私たちのグループはディスカッションを重ねる中で、小説の内容を文字通り味わう飲食店を考えた。
小説の物語をコース料理として提供するお店。
食を新しい体験として再構築する挑戦でもある。
今回、私たちはそのお店に実際に行ったかのような体験をそのままプレゼンテーションとした。
施主役や他の聴衆を巻き込み実際にお店に入ってから料理を味わう過程を体験してもらった。
画面上ではなかなか伝わらないが、お店に来たかのように体験していただければ幸いである。
今回選んだ本は、カラフル /森絵都
いらっしゃいませ。
文字の料理店へようこそ。
それではこれより、カラフルという小説をコース料理にしたものを味わっていただきます。
主人公の心が空っぽな様子をライスペーパーで表現。
具のないスープで現実の物足りなさを表した。
ケーキのように見えるが甘くない。
具が入ったスープは主人公の変化を表す。心の充足感。
甘さと辛さで感情を表現。
主人公が自らの存在に気づく重要な場面。
物語の最後。未来へ一歩踏み出す様を表す。
いかがでしょうか。
楽しんでいただけたら幸いでございます。
またのお越しを心よりお待ちしております。
maena takada portfolio site
0コメント